極上御曹司からは逃れられない運命でした


「すまん! やりすぎた!」

昼過ぎに目が覚めると司輝は素っ裸のままベッドの上で土下座する。

なんなのこの人本当に。

「いいから」

あ、声が枯れてる。

「お前、声が…」

「いいから。キスして」

「凛花…」

手を伸ばすとおずおずと近づいてきて優しくキスをされる。

「ふふ、おはよう」

司輝は困ったように笑う。

「おはよう凛花」

そしてもう一度キスを交わす。

「幸せ…」

「お前は…はぁ。俺も」

それからそれは丁寧にお風呂で身体を洗われる。

まだ司輝が中にいるみたいだ。

広いバスタブに後ろから包み込まれるように抱きしめられゆっくりと脚を伸ばす。

「今日休みにしてて良かった」

「だな。欠勤させるところだった」

そう言ってこめかみにキスをされる。

穏やかだ。

外から差し込む光が気持ちいい。

目を閉じて、ふわふわと安らぎに包まれる。
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