極上御曹司からは逃れられない運命でした
2階の一番奥の部屋に入って凛花をベッドに寝かせる。

はしゃいで疲れたか。

俺も隣りに入ってそっと抱きしめる。

もう凛花がいないとまともに寝れないなんてあの二人が知ったら笑われるんだろうな。

そう思いながら凛花にキスをして俺も目を閉じた。

朝方唇にキスの感触があって目を開けると、凛花が俺を見て微笑んでいた。

「おはよう」

凛花も起きたばかりのようでまだ眠たそう。

「おはよ」

まだ外は薄暗い。

「昨日寝ちゃった、へへ」

「ん。もう少し寝よう」

凛花を引き寄せ抱きしめる。

もぞもぞと俺の服の中に頭を突っ込んで入ってきてスポッと首から顔が出てきた。

くくくく。

ねみー。

かわいいー。

「あったかぁい」

そしてまたキスをされる。

なんだこの可愛い生きものは。

ガブっと鼻を噛もうとすると逃げられた。
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