極上御曹司からは逃れられない運命でした
そして凛花の手が俺の頰に触れる。

「もう心配かけないから」

背伸びをしてチュっとキスをされる。

俺は凛花を抱き上げるとぴょんとしがみ付く凛花。

そのままバスルームへと向かう。

砂埃で結構汚れてしまっているから。

身体を洗ってようやくバスタブに入り、凛花の手を引けば黙ったまま俺の上に跨るように乗りぎゅっと抱き付く。

身体を起こした凛花と目が合いキスをする。
凛花が無事だった事を確かめるように、ゆっくりと舌を絡めていく。

俺は今日の一件で相当滅入ってしまったらしい。

凛花もそれに気づいてか、俺に合わせて応えてくれる。

背中に回した手を下から上へゆっくり這わせ、凛花の身体に触れる。

手から感じる凛花の滑らかな肌触りに、あの時凛花に何かあったらこうして触れる事も出来なかったのだと思ってしまう。
< 295 / 303 >

この作品をシェア

pagetop