極上御曹司からは逃れられない運命でした
一人残された社長室で黙々と仕事をする。

はぁ…
終わった。

頭にきたから明日の分になるだろう仕事も片付けてやった。

立ち上がり窓際に寄って、眠らない街の景色を見ながらポキポキと首を鳴らす。

眺めが良い。

そして吉岡に業務終了のメールを送信する。

明日は早く帰ってやる。

まぁ早く帰ったところで何もする事はないが。

ふとまた凛花の顔が思い浮かぶも、連絡先も仕事先も知らない。

いや連絡したところで俺は何がしたいんだ?

苛つく。

ちょいちょい俺の脳内に出てくる。

別にあんな事、他の女ともしてきたじゃないか。

身体の相性は良かった。

それは認める。

ただそれだけだろ…

結局考えるのをやめて大人しく帰ったのだった。
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