極上御曹司からは逃れられない運命でした


翌日、結局残業はする事になったが日を跨ぐ事はなく、吉岡もさすがに何も言えなかったのか、あっさり帰れる事になった。

「お疲れ様でした。行動には十分気をつけてください」

「お前なぁ…」

「よい週末を」

「…お疲れ様」

まったく呆れる。

そして地下駐車場の役員スペースに止めた車に乗る。

今日はマットのダークグレーのマセ◯ティ。
車は何台も持ってる中から気分で変えている。

朝から晩まで働いてんだからこれくらいの楽しみがあってもいいだろ。

本当なら運転手付きの社用車で送迎してもらえるが、俺は自分で好きな車を運転したいがためにこうして通勤している。

そして帰宅途中信号待ちでランドリーの前で止まり、何となく駐車場に停車している黒の外車の四駆に目が止まった。

あの車…

前も街で見かけたような…

マセ◯ティのような車も好きだが、あの車のようなクロカンも好きだ。
< 62 / 303 >

この作品をシェア

pagetop