極上御曹司からは逃れられない運命でした
すると店の中からキャップの上にフードを被った女性が出て来て、トランクを開けて何やら整頓し始める。

ん?

んん!?

俺のアンテナが反応した。

凛花じゃないか!?

俺はすぐにウィンカーを出して駐車場に入って車からおりた。

俺にはもう分かる。

顔なんて見えなくても。

間違いない。

凛花だ。

見つけた。

凛花は俺に気づく事なくティッシュを並べている。

何やってんだコイツは。

またこんな薄着で脚出した格好なんかして。

「おい」

声をかけた瞬間ピタっと凛花の手が止まる。

そしてゆっくりと振り返って俺と目が合った。

「どなた様?」

は!
この期に及んでシラを切る気か?
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