極上御曹司からは逃れられない運命でした
なんでこんなに…可愛いと思うんだ?
「なんなの本当に…」
凛花は俺に抱きしめられたまま胸の中で呟く。
「急に迫ってきたり…、急に帰ろうとしたり…」
本当にな。
「意味わかんない…」
俺も訳がわからない。
なんでこんな事してるのか。
「可愛いって…思ってる」
「何それ…」
お互い顔を合わせぬまま会話を続ける。
「危なっかしくして、放っておけないとも思ってる」
「意味わかんない」
どのくらいそうしていたのか、ピーという機械音がしてハッと離れる。
凛花はそのままランドリーの蓋を開け洗濯物を取り出し無言で畳み始めた。
俺も隣に行って勝手に手伝う。
「あ、ありがと…」
「お、おう…」
そして下着に手を伸ばせば、バッと取り上げられた。
「こ、これはいいから!」
「別に気にすんなよ」
こんなの実家にいる時、那子ので見慣れている。