極上御曹司からは逃れられない運命でした
私も一口食べてみる。

「んん! 美味しい!」

「だろ?」

そう言って、サングラス焼けした顔で笑う。

イケメンには変わりませんけど。

「なんて魚?」

「これはマダイ」

「いくらでも食べれちゃうね」

「わかる。船で直ぐに食べるタコとかも美味いよ」

「へぇー、楽しそうだね」

「今度一緒行くか?」

私は笑ってまた刺身を口に入れる。

「美味しいー」

「たくさん食べな」

ありがとう司輝。

でも、やっぱり司輝とはこれ以上一緒にいられない。

あまりにも住む世界が違いすぎるもの。

それに…

これ以上一緒にいたら、この気持ちも…

我慢出来なくなる。
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