極上御曹司からは逃れられない運命でした
「腰…動いてる」

そう言って司輝は自分の硬くなったソレをグッと押し付ける。

服越しでも伝わる熱。

「もう…これ以上は…」

なんとか理性で流されそうになるのを抑える。

「分かってる…。でももう少しだけ…」

司輝は私の頭の後ろに手を添えてまたキスをし始める。

そして呆気なくソファに押し倒され、更に深まる濃厚な口付け。

「はぁっ…司輝っ…このままじゃ…本当に…」

最後までしてしまいそう。

頭では駄目だと分かっているのに、覆い被さる司輝を跳ね除ける事が出来ない。

「抱かないから…」

そう言って司輝が服の中に手を入れようとするのをなんとか止める。

「駄目」

司輝は私を見下ろし、何か我慢をしているような顔で見つめてくる。

この顔…

私を抱いていた時と似てる…

するとバフっと私の胸に顔を押し付けるように倒れ込み、背中にしっかりと腕が回ってギューっと抱きしめられた。

「分かってる…」

どこか拗ねるような声でしがみつく司輝が、なんだか可愛くも見えた。

つい司輝の頭に手を乗せて撫でてしまう。

「はぁ…」

大きく深呼吸をする司輝。
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