先輩はぼくのもの
バタン
部屋についてそのままベッドにダイブした。
《運命だね》
だって。
なにそれ、可愛すぎるってば。
あー!!録音したかったー!!
スマホを出して隠し撮りでためた詩先輩の写真を眺める。
もっと撮りたいのに、先輩に気づかれそうでムズイんだよなぁ。
《偶然に感謝ですね》
自分の言った言葉に寒気する。
なにが“偶然”なんだか。
ねぇ、先輩
今までのことが偶然じゃなくて
作られた必然だとしたら
どう思う?
それでも変わらずぼくを好きでいてくれる?
まぁ、どんな応えであっても
先輩を手放す気なんてないから
逃してあげないけどね。


