モテ期なんて聞いていない!ー若手実業家社長の幼馴染と元カレ刑事に求婚されています
「オトナなんで。我慢しますよ」
含みがある言い方をした理貴は、それに、と話を続けた。
「せっかくのあかりちゃんのドレス姿、堪能したいしね。今から疲れさせてヘロヘロにさせるのは止めとく」
「ちょっ……!? 何言って……!!」
驚くあかりの口を人差し指を充てて黙らす。
そして理貴は悪い顔して囁いた。
「代わりに明日は覚悟しておいてね。……寝かしてあげる余裕ないと思うから」
「!?!?」
絶句しているあかりに理貴は笑いかける。大人になり、やっとのことであかりの隣を歩くことが出来るようになった理貴は嬉しそうに「おやすみ」と伝えると、明日に備えてそっと部屋の電気を消したのだった。
(fin)


