恋慕~再会した強引御曹司に甘く囚われて~
「俺に好意を向けてくる女は大抵、俺の背景や容姿だけしか見ていない。俺の長所、短所を含めた中身を真っすぐ見て、指摘するのは眞玖だけだ」
ゆっくりと長いまつ毛を伏せて、匡が真摯な口調で話す。
「大学の頃、眞玖が俺をライバル視するのが新鮮で嬉しかったんだ。もちろん恋愛感情を抱いてほしいと願っていたが、ライバルでもなんでもいいから傍にいたかった。正々堂々と勝負を挑んでくる姿に心を奪われた」
「それって、褒め言葉なの? 可愛げもなにもないんじゃ……」
「眞玖はずっと可愛い」
ふわりと頬を緩めた匡が私の額に口づける。
唇が触れた場所が燃えるように熱い。
「私、匡にどこまでなにを話せばいいかわからなくなっていたの。片想いを拗らせていたし、想いが重たい自覚もあった。でもあの記事を読んだとき、きちんと匡に会って話さなきゃって思って……」
「会いに来ようとしてくれていたのか?」
「うん、でも会社を出たところで偶然五十嵐さんにぶつかったの」
「そうだったのか……悪い。話も聞かず、酷い言い方をした」
「ううん。私はどうしても匡が好きで、その気持ちだけは何年経っても変わらない。匡を誰にも奪われたくない」
大好きな人への対応に躓いて、失う怖さに怯えてる私は大人の女性像からはほど遠い。
でもそんなカッコ悪さも不安もすべて伝えなくてはまたすれ違ってしまう。
これからはきちんと自分の想いを伝えたい。
ゆっくりと長いまつ毛を伏せて、匡が真摯な口調で話す。
「大学の頃、眞玖が俺をライバル視するのが新鮮で嬉しかったんだ。もちろん恋愛感情を抱いてほしいと願っていたが、ライバルでもなんでもいいから傍にいたかった。正々堂々と勝負を挑んでくる姿に心を奪われた」
「それって、褒め言葉なの? 可愛げもなにもないんじゃ……」
「眞玖はずっと可愛い」
ふわりと頬を緩めた匡が私の額に口づける。
唇が触れた場所が燃えるように熱い。
「私、匡にどこまでなにを話せばいいかわからなくなっていたの。片想いを拗らせていたし、想いが重たい自覚もあった。でもあの記事を読んだとき、きちんと匡に会って話さなきゃって思って……」
「会いに来ようとしてくれていたのか?」
「うん、でも会社を出たところで偶然五十嵐さんにぶつかったの」
「そうだったのか……悪い。話も聞かず、酷い言い方をした」
「ううん。私はどうしても匡が好きで、その気持ちだけは何年経っても変わらない。匡を誰にも奪われたくない」
大好きな人への対応に躓いて、失う怖さに怯えてる私は大人の女性像からはほど遠い。
でもそんなカッコ悪さも不安もすべて伝えなくてはまたすれ違ってしまう。
これからはきちんと自分の想いを伝えたい。