恋慕~再会した強引御曹司に甘く囚われて~
「眞玖、返事をしてほしい。俺にこの指輪を贈らせてくれないか」
少し焦れたように返事を促す匡の目が、ほんの少し不安そうに揺れる。
私の返事なんて最初から決まっている。
「は、い。こちらこそよろしくお願いします」
口にした途端、再び溢れた涙を匡が困ったように長い指で掬う。
「笑って、眞玖」
「無理……嬉しすぎて」
返答する声が震える。
私の左手を匡がゆっくりと持ち上げる。
そして薬指に約束の証をはめてくれた。
光り輝く指輪が眩しくて、そのひんやりとした感触にこれは現実なんだと思い知る。
「愛してるよ、眞玖」
大好きな婚約者がそう言って、自身の唇で私の唇を塞ぐ。
柔らかな口づけに胸が詰まって、涙が止まらなくなる。
「これから一生一緒だ」
匡はそう言って指輪にもキスを落とす。
「……うん、ずっとね。私も愛してる」
「家に、帰ろう」
私を胸に抱きしめた彼が、優しく告げる。
これからはずっと同じ場所に帰れる。
やっと届いた私の片想い。
悲しい別れの場所は、なによりも幸せな場所に変わった。
世界で一番愛する彼と、これから先もずっと隣を歩いていけますように。
願いを込めて、匡の背中を抱きしめた。
End
長い間、最後までお読みいただき、ありがとうございました❀❀
たくさんのいいね、感想を贈ってくださり、ファン登録をしてくださりありがとうございます!
とてもとても嬉しいです。
2025年6月
少し焦れたように返事を促す匡の目が、ほんの少し不安そうに揺れる。
私の返事なんて最初から決まっている。
「は、い。こちらこそよろしくお願いします」
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「笑って、眞玖」
「無理……嬉しすぎて」
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私の左手を匡がゆっくりと持ち上げる。
そして薬指に約束の証をはめてくれた。
光り輝く指輪が眩しくて、そのひんやりとした感触にこれは現実なんだと思い知る。
「愛してるよ、眞玖」
大好きな婚約者がそう言って、自身の唇で私の唇を塞ぐ。
柔らかな口づけに胸が詰まって、涙が止まらなくなる。
「これから一生一緒だ」
匡はそう言って指輪にもキスを落とす。
「……うん、ずっとね。私も愛してる」
「家に、帰ろう」
私を胸に抱きしめた彼が、優しく告げる。
これからはずっと同じ場所に帰れる。
やっと届いた私の片想い。
悲しい別れの場所は、なによりも幸せな場所に変わった。
世界で一番愛する彼と、これから先もずっと隣を歩いていけますように。
願いを込めて、匡の背中を抱きしめた。
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