恋慕~再会した強引御曹司に甘く囚われて~
「あのプロジェクト、藤宮商事も参加するの?」
『ああ。二社共同での商品開発が正式に決定したと、先方から報告があった』
淡々と話す峰岡くんだが、きっとワクワクしているのだろう。
都内に建設予定である、大規模商業施設向けのオリジナル商品を開発するプロジェクトが今、水面下で進んでいる。
社内から広く公募を募る予定で、もちろん企画課としても全力で取り組む。
さらにプロジェクトチーフとして参加するようにと先日直属の上司から指示された。
今はその準備に追われている。
「じゃあ今後は藤宮商事と合同で協議していくのね」
『あっちは今、飲料開発に力を入れてるし、匡の管轄になるのは間違いないだろう』
よきライバルとして、肩を並べ、ときには真剣に勝負ができるふたりが羨ましい。
このふたりが初めて手掛ける共同事業に参加できるのは、とても楽しみだ。
『じゃ、午後一時に専務室に来てくれ』
「専務室が待ち合わせ場所? 鹿賀さんに怒られない?」
『今回は大目に見てくれるそうだ』
楽し気な声を聞いて、通話を終えた。
お祝いだというのに、私の心だけがなぜかズン、と重かった。
『ああ。二社共同での商品開発が正式に決定したと、先方から報告があった』
淡々と話す峰岡くんだが、きっとワクワクしているのだろう。
都内に建設予定である、大規模商業施設向けのオリジナル商品を開発するプロジェクトが今、水面下で進んでいる。
社内から広く公募を募る予定で、もちろん企画課としても全力で取り組む。
さらにプロジェクトチーフとして参加するようにと先日直属の上司から指示された。
今はその準備に追われている。
「じゃあ今後は藤宮商事と合同で協議していくのね」
『あっちは今、飲料開発に力を入れてるし、匡の管轄になるのは間違いないだろう』
よきライバルとして、肩を並べ、ときには真剣に勝負ができるふたりが羨ましい。
このふたりが初めて手掛ける共同事業に参加できるのは、とても楽しみだ。
『じゃ、午後一時に専務室に来てくれ』
「専務室が待ち合わせ場所? 鹿賀さんに怒られない?」
『今回は大目に見てくれるそうだ』
楽し気な声を聞いて、通話を終えた。
お祝いだというのに、私の心だけがなぜかズン、と重かった。