私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
「エルネットの妹でなければ、僕の婚約者になる権利すらなかった。あの子に牙を剥く女性と人生をともにするなんて、あり得ないよ」
「酷い……!」
僕は冷たく彼女を突き放したレオドールの対応が正解だったと、反省しながら。
マリンヌの一方的にぶつけられる想いを拒絶し続けた。
「あんな女の、どこがいいの!? わたしのほうがかわいい! このゲームのヒロインは、わたしなのに! 酷い、酷い、酷い、酷い! みんな、消えちゃえ! みんな、みんな、みんな……!」
彼女の憎しみは無意識に黒魔術の発動を誘発する。
このままここに居座っていたら、悪しきオーラに食い殺されてしまう。
「僕との婚約破棄は、決定事項だ。君に拒否権はない。それじゃあ、元気で」
僕は心にもない別れの言葉を口にすると、彼女に背を向けて歩き出す。
ーーエルネット……。ようやく君を、迎えに行ける……。
胸の奥底に抱いていた、素直な気持ちを打ち明ければ。
きっと歪な想いを抱えた弟よりも、僕を好きになってくれるはずだ。
だって、君を好きだと思うこの気持ちはーー純なる愛なのだから……。
「酷い……!」
僕は冷たく彼女を突き放したレオドールの対応が正解だったと、反省しながら。
マリンヌの一方的にぶつけられる想いを拒絶し続けた。
「あんな女の、どこがいいの!? わたしのほうがかわいい! このゲームのヒロインは、わたしなのに! 酷い、酷い、酷い、酷い! みんな、消えちゃえ! みんな、みんな、みんな……!」
彼女の憎しみは無意識に黒魔術の発動を誘発する。
このままここに居座っていたら、悪しきオーラに食い殺されてしまう。
「僕との婚約破棄は、決定事項だ。君に拒否権はない。それじゃあ、元気で」
僕は心にもない別れの言葉を口にすると、彼女に背を向けて歩き出す。
ーーエルネット……。ようやく君を、迎えに行ける……。
胸の奥底に抱いていた、素直な気持ちを打ち明ければ。
きっと歪な想いを抱えた弟よりも、僕を好きになってくれるはずだ。
だって、君を好きだと思うこの気持ちはーー純なる愛なのだから……。