私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
いつまで経っても待ち合わせの場所にやってこない私を見かねて、アルベールが迎えに来たからだ。
――そろそろ子どもは、お家に帰る時間だからね。
弟と許嫁の姿を目にして嬉しそうな声を耳にした私達は、ほぼ同時に彼を振り返る。
「どこが!?」
「貴様の目は節穴か」
「わぁ。息もぴったりだ」
こんな発言で喜んでもらっちゃ、困るんだけど……。
納得できずに眉を顰めれば、アルベールはお腹を抱えて笑い始めた。
どうやら、その表情すらもレオドールとお揃いになっていたようだ。
「ちょっと! 真似しないでよ!」
「言いがかりつけてくるな」
「私は事実しか、言ってない!」
「ふん。騒ぎ立てるしか脳のない、じゃじゃ馬が……」
「むきー!」
せっかく私が、酷い扱いを受けるレオドールを救ってあげようと思ってたのにさ! まさか、恩を仇で返されるなんて思いもしなかったよ!
苛立ちを隠せぬまま地団駄を踏んでいれば、苦笑いを浮かべたアルベールが話に割って入った。
――そろそろ子どもは、お家に帰る時間だからね。
弟と許嫁の姿を目にして嬉しそうな声を耳にした私達は、ほぼ同時に彼を振り返る。
「どこが!?」
「貴様の目は節穴か」
「わぁ。息もぴったりだ」
こんな発言で喜んでもらっちゃ、困るんだけど……。
納得できずに眉を顰めれば、アルベールはお腹を抱えて笑い始めた。
どうやら、その表情すらもレオドールとお揃いになっていたようだ。
「ちょっと! 真似しないでよ!」
「言いがかりつけてくるな」
「私は事実しか、言ってない!」
「ふん。騒ぎ立てるしか脳のない、じゃじゃ馬が……」
「むきー!」
せっかく私が、酷い扱いを受けるレオドールを救ってあげようと思ってたのにさ! まさか、恩を仇で返されるなんて思いもしなかったよ!
苛立ちを隠せぬまま地団駄を踏んでいれば、苦笑いを浮かべたアルベールが話に割って入った。