私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
前世の記憶を合算しても、こんなあまのじゃくと会話した覚えなんてないから……。
どれが正解なんだか、よくわからなかった。
「レオドールって、もしかして私のこと……」
「忌々しい兄の許嫁になど、好意を抱くものか」
「えぇ……」
「おぞましい妄想を巡らせるな。不愉快だ」
その答えを探るべく、ストレートに問いかければ。
彼はそう言い放つと、胸元で両腕を組んで私を拒絶した。
「はいはい。わかりましたー。剣術しか取り柄のない脳筋は、これだから……」
「少し魔術が得意だからって、調子に乗るな」
――ほんと、素直じゃないんだから。
私を見下す紫色の瞳に受けて立つと、二人の間にはバチバチと火花を散る。
この睨み合いは、どちらかが視線を逸らすまで、永遠に続くだろう。
――絶対に負けられない戦いが、勃発した瞬間だった。
「あれ? エルネット。ついに、レオドールと仲良くなれたんだね」
一歩も引かない私達の攻防戦は、思わぬ乱入者によって終わりを告げる。
どれが正解なんだか、よくわからなかった。
「レオドールって、もしかして私のこと……」
「忌々しい兄の許嫁になど、好意を抱くものか」
「えぇ……」
「おぞましい妄想を巡らせるな。不愉快だ」
その答えを探るべく、ストレートに問いかければ。
彼はそう言い放つと、胸元で両腕を組んで私を拒絶した。
「はいはい。わかりましたー。剣術しか取り柄のない脳筋は、これだから……」
「少し魔術が得意だからって、調子に乗るな」
――ほんと、素直じゃないんだから。
私を見下す紫色の瞳に受けて立つと、二人の間にはバチバチと火花を散る。
この睨み合いは、どちらかが視線を逸らすまで、永遠に続くだろう。
――絶対に負けられない戦いが、勃発した瞬間だった。
「あれ? エルネット。ついに、レオドールと仲良くなれたんだね」
一歩も引かない私達の攻防戦は、思わぬ乱入者によって終わりを告げる。