宇宙で、推しとウエディング!?
04 わたしの一番星
階段を上り切った先には、ドンと、大きなトビラが立っていた。
この奥に、ポピーの言ってた”星形のモノ”が、あるってことだよね。
ポピーも、もうこの奥にいて、それを探しているハズ。
やばい! 今にも、見つけちゃうかも!
わたしはあわてて、目の前の大きなドアを開け放った。
広い円形の部屋を、パノラマに見わたす。
部屋には丸窓が五つあり、その一つが開かれているため、あたたかな風が吹き込んでいた。
その窓際で、ポピーが背すじをすらりを伸ばし、外をながめていた。
「ポピー!」
「やっと、きましたね。シュリさん」
「やっと……? てことは、もしかして……」
のびやかにそう言うポピーに、わたしはその場で崩れ落ちた。
くやしさに、こぶしを握りしめる。
「ま、負けたあ……」
「シュリさん?」
この奥に、ポピーの言ってた”星形のモノ”が、あるってことだよね。
ポピーも、もうこの奥にいて、それを探しているハズ。
やばい! 今にも、見つけちゃうかも!
わたしはあわてて、目の前の大きなドアを開け放った。
広い円形の部屋を、パノラマに見わたす。
部屋には丸窓が五つあり、その一つが開かれているため、あたたかな風が吹き込んでいた。
その窓際で、ポピーが背すじをすらりを伸ばし、外をながめていた。
「ポピー!」
「やっと、きましたね。シュリさん」
「やっと……? てことは、もしかして……」
のびやかにそう言うポピーに、わたしはその場で崩れ落ちた。
くやしさに、こぶしを握りしめる。
「ま、負けたあ……」
「シュリさん?」