幼なじみ~Save the Earth0 Epi.1~
昼休み


私は廊下で、友達と一緒にいる炎を見つけた


「炎。」


「あ…」


近づこうとすると、炎はわざと私から目を反らした


まるで今、来るなと言わんばかりに


私はそれを見ると、炎の横を通り過ぎた



放課後、一緒に帰ってる時に、私は昼休みの事を聞いた


「ごめん。
友達が隣にいたからさ。」


「いたって別にいいじゃない。」


炎は、少し困った顔をした


「それがさ…
前、友達に彼女ができた時に…」


「うん。」


「周りの奴らに、すごい冷やかされてたんだ。」


「え?」


「俺、そういうの嫌だし、海雨も嫌だろう?」


「うん…」


「だから、なるべく学校では、目立たないようにしようぜ。」


「…うん。」


私は、自分を思ってくれて言ってくれてるんだと、自分に言い聞かせた



でも 炎となら


冷やかされても平気なのに…



そんなふうに思っているのを、炎にばれたのか、炎は私の肩に手を回した


「その代わり家ではさ、メチャクチャ優しくするから。」


そう言って、私の頬に軽くキスをした


私は炎の、そんなところが弱かった



< 15 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop