ずぶ濡れ女子の誘惑に負けてHしてしまったけど、どうやらHしてはいけない子だったようです。
ザーーーーーッ……
「着きましたよ。ちょっと散らかってますが……どうぞ」
「う~ん……」
ベロンベロンに酔っぱらっていて真っ直ぐ歩けない状態の彼女と肩を組みながら、家に帰ってきた。
彼女は俺の肩を借りながらサンダルを脱ぐと「おっじゃましまーっす!」と元気よく声をあげ、ふらふらと家に上がり。
「ううーん……さむい……」
そう言うと、彼女は着ているTシャツをばさっと脱いだ。おっぱいを隠す、パステルカラーのピンクのブラが露になる。
「ちょ、おっ!?な、何脱いでるんですか!!?」
「んえ~?だあって濡れててさむいんだもん」
「寒いんだもんって!こんなところで脱がないでください!!い、今すぐに着替え持ってくるんで、取りあえずシャワーでも浴びて体暖めてください!!」
俺がそう話している間にも、彼女はショートパンツもゴソゴソと脱ぎ捨て、上下パステルカラーピンクの下着姿になっていた。
俺は下着姿の彼女を見ないようにしつつ、すぐそばにあった風呂場の脱衣所に彼女を慌てて押し込み、ドアを思いきり閉めると、着替えの洋服を取りに寝室に行った。
「あの~……洗濯機の上に、着替えとタオル置いておきますね~……」
耳を澄まし、彼女が浴室に入ったのを確認すると、恐る恐る脱衣所のドアを開け、脱衣所にある洗濯機の上に黒いTシャツと黒いジャージのスボンとバスタオルを置いた。
パチャパチャ……
浴室のドアのすりガラス越しに、シャワーを浴びる彼女のシルエットが浮かぶ。全体的にほっそりとしているのに、おっぱいやお尻など出るところはしっかり出ていて。綺麗なS字の曲線を描いていた。
……元カノが最後に俺の家に来たのはいつだったっけ?一年以上……いや、もっとか?もう、そんだけ女とヤってないってことか──……
「……って、いかんいかん!」
すりガラス越しに浮かぶ彼女のボディラインにぽーっと見惚れていると、邪な考えがむくむくと湧いてきた。俺はその考えを消すように頭を横に強く振り、脱衣所から出た。