次期ホテル王として戻ってきたイジワル幼馴染に溺愛されています
◇
ふと目を覚ますと、見知らぬ部屋の天井が見えた。
部屋の照明がひかえめになっているのか、薄ぼんやりとしている。どうやらふかふかのベッドの中にいるらしく、肌に触れる繊維が滑らかだった。
「もうちょっと……寝よ…………」
自分の部屋のベッドにしては寝心地が良すぎなのでは、と思いつつもまた瞼が落ちていく。
ゆっくりと隣に顔を傾けたら、ベッドサイドの傍らに小さな照明をつけて本を読む達成さんの姿があった。
ビジネス書のようなものだろうか。分厚くて、表紙の文字も難しくて、私には分かりそうにない。
こんな夜まで仕事なんて……と思いながら目を閉じたときだった。
何かがおかしいと気付いて、パッと目を開けた。
「たっちゃん……!? てか、ここ私の部屋じゃない!?」
「……あぁ、やっと起きた」
達成さんが読んでいた本を閉じ、ベッド横にあるサイドチェストの上に置く。
彼はベッドの傍にあるスイッチを押すと、部屋の明かりを調整した。
「おはよう、柚希」
「おはよう……じゃなくて! なんで、ここに!」
勢いよく布団を剥がして起き上がる。だけど、体がぐらりと揺れた。心なしか頭が重い気がする。おまけに寒さを感じて体を見たら、下着以外、何も身に着けていなかった。
ふと目を覚ますと、見知らぬ部屋の天井が見えた。
部屋の照明がひかえめになっているのか、薄ぼんやりとしている。どうやらふかふかのベッドの中にいるらしく、肌に触れる繊維が滑らかだった。
「もうちょっと……寝よ…………」
自分の部屋のベッドにしては寝心地が良すぎなのでは、と思いつつもまた瞼が落ちていく。
ゆっくりと隣に顔を傾けたら、ベッドサイドの傍らに小さな照明をつけて本を読む達成さんの姿があった。
ビジネス書のようなものだろうか。分厚くて、表紙の文字も難しくて、私には分かりそうにない。
こんな夜まで仕事なんて……と思いながら目を閉じたときだった。
何かがおかしいと気付いて、パッと目を開けた。
「たっちゃん……!? てか、ここ私の部屋じゃない!?」
「……あぁ、やっと起きた」
達成さんが読んでいた本を閉じ、ベッド横にあるサイドチェストの上に置く。
彼はベッドの傍にあるスイッチを押すと、部屋の明かりを調整した。
「おはよう、柚希」
「おはよう……じゃなくて! なんで、ここに!」
勢いよく布団を剥がして起き上がる。だけど、体がぐらりと揺れた。心なしか頭が重い気がする。おまけに寒さを感じて体を見たら、下着以外、何も身に着けていなかった。