次期ホテル王として戻ってきたイジワル幼馴染に溺愛されています
「さすがに感心しないな」
「ご、ごめんなさい……。迷惑かけるほど酔っちゃって……」
「そういうことじゃなくて」
強く体を引き寄せられて、布団の上から抱き締められる。
もう酔いはとっくの昔にさめたはずなのに、また熱がぶり返しそうだった。
「無防備な姿を晒さないで」
「ごめん……」
「俺は柚希の幼馴染だけど、あの頃とは違うってことを忘れないで」
「うん」
自分の危機感のなさに気付いて、私はもう一度謝る。彼は、私からそっと体を離すとベッドから降りていった。
「たっちゃんはこのあと、どうするの?」
「自分の部屋に戻るつもりだよ」
「こんな時間に!?」
壁に掛けてある時計を見ると、既に十二時は回っている。こんな時間ではタクシーを捕まえるのも一苦労だろう。それに、彼だって仕事をして疲れているはず。そんな中、ホテルまで帰すのは気が引けた。
「朝まで泊まっていきなよ」
「だから! そういうのがよくないって何度言えば……!」
彼が声を荒げたのち、我に返ったのかハッとして口元を押さえる。
達成さんが大きな声を上げるのは初めてで、私はびっくりしてしまった。
「ご、ごめんなさい……。迷惑かけるほど酔っちゃって……」
「そういうことじゃなくて」
強く体を引き寄せられて、布団の上から抱き締められる。
もう酔いはとっくの昔にさめたはずなのに、また熱がぶり返しそうだった。
「無防備な姿を晒さないで」
「ごめん……」
「俺は柚希の幼馴染だけど、あの頃とは違うってことを忘れないで」
「うん」
自分の危機感のなさに気付いて、私はもう一度謝る。彼は、私からそっと体を離すとベッドから降りていった。
「たっちゃんはこのあと、どうするの?」
「自分の部屋に戻るつもりだよ」
「こんな時間に!?」
壁に掛けてある時計を見ると、既に十二時は回っている。こんな時間ではタクシーを捕まえるのも一苦労だろう。それに、彼だって仕事をして疲れているはず。そんな中、ホテルまで帰すのは気が引けた。
「朝まで泊まっていきなよ」
「だから! そういうのがよくないって何度言えば……!」
彼が声を荒げたのち、我に返ったのかハッとして口元を押さえる。
達成さんが大きな声を上げるのは初めてで、私はびっくりしてしまった。