隣の部署の佐藤さんには秘密がある
いつ渡せばいいのかと思っていたが、運よく佐藤さんが前を歩いていたおかげで、誰にも見られずにネクタイを渡すことができた。そう思っていたけど、ちゃんとみゆきに目撃されていたらしい。
「さきちゃん?佐藤さんと付き合うことになったんですか?」
まるでインタビューのようにのマイクを向けられた。
「そうかも?」
「かも?かもってどういうこと?」
「お試し期間中なんだよね。前の彼氏と別れて随分経つし、とりあえず期間限定でってお願いした。」
「ふーん。でもまぁそれは付き合ってるってことだよね。わかりました。今日のランチは私が奢ります!さきに彼氏ができた記念だからね!」
「ははは……ありがとう……」
潔く認めたことで、みゆきはそれ以上聞いてこなかった。一緒にレセプションへ行ったことや佐藤さんはサンチェス=ドマーニを着るととんでもないことになるという話をしなくて済んで私はほっとした。
「さきちゃん?佐藤さんと付き合うことになったんですか?」
まるでインタビューのようにのマイクを向けられた。
「そうかも?」
「かも?かもってどういうこと?」
「お試し期間中なんだよね。前の彼氏と別れて随分経つし、とりあえず期間限定でってお願いした。」
「ふーん。でもまぁそれは付き合ってるってことだよね。わかりました。今日のランチは私が奢ります!さきに彼氏ができた記念だからね!」
「ははは……ありがとう……」
潔く認めたことで、みゆきはそれ以上聞いてこなかった。一緒にレセプションへ行ったことや佐藤さんはサンチェス=ドマーニを着るととんでもないことになるという話をしなくて済んで私はほっとした。