私を忘れた彼を やっぱり私は忘れられない
でも幸は狭いけれどこのマンションが
気に入っている。

100均グッズを工夫してキッチンや
ちょっとした隙間にとても上手に
収納を作っている。

リビングのテレビ台もこれは100均
ではないけれどカラーボックスを上手に
積み上げておしゃれな壁面収納にしている。

カラーボックスと言っても使っているのは
白と黒のボックスだ。

そこに小さいけれどテレビも置いているのだ。

でも、テレビはあまりつけない。

ユキの勉強の邪魔になるからと言って、
幸は携帯の無料の小説サイトで恋愛小説を
読み始めて今ではすっかりはまっている。

何か音がないと隣の部屋の音が気になったり
するので、オーデイオ機器だけは中古だけど
いいものを買った。

ユキは幸がキッチンで料理をしたり部屋の
掃除や片付け洗濯物を畳んだりしているのを
見ながら勉強するのが好きで、寝室に机が
あるのにいつもダイニングテーブルで
勉強しているのだ。

幸はソファーに座りながら携帯で本を
読んでいてそのままよく寝落ちしている。

そんな時はユキが幸を抱き上げてベッドに
連れていくのが定番になっている。
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