私を忘れた彼を やっぱり私は忘れられない
「僕に話してみませんか?」
「幸さんがなぜモデルをしているか
貝原さんには事情を聴いています」
貝原は三崎の大学の先輩だそうだ。
貝原のほうがかなり上だと思うがたまたま
大学全体の同窓会の世話役になったことで
知り合ったそうだ。
「そうなんですか。
実はその彼が見つかったのですが、今まで
助けてもらった恩人の方が亡くなられて
その娘さんが一人になってしまったと言う
事で面倒を見なければいけないらしくて、
結局私は切り捨てられたと言う事です。
貝原さんが2年半の恩を一生かかって返すと
言う事かと聞いた時、彼は何も
言いませんでした。きっとそういう事なんです
私も気持ちを切り替えないといけないのに
なかなか上手くできなくて」
そういうと、幸は青い瞳から
静かに涙を流した。
三崎は持っていたハンカチを幸の目に当てて
涙を拭いてくれた。
「こんな時に言うのは卑怯かもしれないが、
幸さんがずっと好きだったんです。
彼を忘れる為でもいい僕と結婚を前提に
お付き合いしてくれませんか?」
幸は薄々三崎の好意には気付いていたの
だが、まさか結婚を前提にと言われる
とは思っていなかった。
「三崎さん、私は三崎さんと結婚できるような
身の上ではないんですよ。養護施設にいて
高校までしか出ていませんし、三崎さんの
お家のような所には不釣り合いです」
「そんなことは関係ないですよ。
父親に必ず了承をもらう自信はあるんです。
この年まで結婚しない息子に業を煮やして
いるんですよ。僕の見初めた人なら反対は
しませんよ。ただ今まで何も言わなかった
のは歳が10歳も離れているので、
幸さんにしたら、僕はおじさんのような
ものですよね」
三崎は馬に乗って鍛錬しているので体も
筋肉質で引き締まっている。
顔も、きりっとした男らしい顔をしている。
イケメンというより男前と言った方が似合う
日本男子的な正統派のハンサムだ。
「幸さんがなぜモデルをしているか
貝原さんには事情を聴いています」
貝原は三崎の大学の先輩だそうだ。
貝原のほうがかなり上だと思うがたまたま
大学全体の同窓会の世話役になったことで
知り合ったそうだ。
「そうなんですか。
実はその彼が見つかったのですが、今まで
助けてもらった恩人の方が亡くなられて
その娘さんが一人になってしまったと言う
事で面倒を見なければいけないらしくて、
結局私は切り捨てられたと言う事です。
貝原さんが2年半の恩を一生かかって返すと
言う事かと聞いた時、彼は何も
言いませんでした。きっとそういう事なんです
私も気持ちを切り替えないといけないのに
なかなか上手くできなくて」
そういうと、幸は青い瞳から
静かに涙を流した。
三崎は持っていたハンカチを幸の目に当てて
涙を拭いてくれた。
「こんな時に言うのは卑怯かもしれないが、
幸さんがずっと好きだったんです。
彼を忘れる為でもいい僕と結婚を前提に
お付き合いしてくれませんか?」
幸は薄々三崎の好意には気付いていたの
だが、まさか結婚を前提にと言われる
とは思っていなかった。
「三崎さん、私は三崎さんと結婚できるような
身の上ではないんですよ。養護施設にいて
高校までしか出ていませんし、三崎さんの
お家のような所には不釣り合いです」
「そんなことは関係ないですよ。
父親に必ず了承をもらう自信はあるんです。
この年まで結婚しない息子に業を煮やして
いるんですよ。僕の見初めた人なら反対は
しませんよ。ただ今まで何も言わなかった
のは歳が10歳も離れているので、
幸さんにしたら、僕はおじさんのような
ものですよね」
三崎は馬に乗って鍛錬しているので体も
筋肉質で引き締まっている。
顔も、きりっとした男らしい顔をしている。
イケメンというより男前と言った方が似合う
日本男子的な正統派のハンサムだ。