虐げられた少女は闇の支配者に愛される。
「お目覚めになりましたか。」

『はい。』

「痛いとこはありませんか。」

本当は体中が痛いけど迷惑はかけられない。

『大丈夫です。』

「良かったです。今、若を呼んできますね。」

男の人がそう言って出ていってから、数分後にさっきの男の人と、助けてくれた人、あともうひとり男の人がいた。

『誰ですか?』

「あぁ。自己紹介がまだだったね。
僕は、若頭補佐。水朝 朔 (みなとも さく)だよ。よろしくね。」
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