私たちは不純な関係です
はじまり
始まりはあの時だった…
僕の親友の大樹の友達だった。まだこの学校に転校してきて半年ほどの子…翔だった…。
中学1年生の時は大樹の友達だから話していた程度。
別のクラスであった翔はこれといって仲良いとまではいかなかった。
2年生になって同じクラスになった。そこから翔と僕、梨羽だった。
昔から僕っ子だった僕は周りから変な目で見られていたが翔は何も言わなかった。
3ヶ月ほど経つと大樹と翔と一緒に遊ぶことが増えた。
僕は翔を友達として好きになっていた。
「梨羽ー!一緒に帰ろー」
「ん〜いいよ〜!」
僕は友達と一緒に帰れることが何よりも嬉しかった。
でも、一緒に帰るのはほんの途中まで。僕は翔達とは逆方向なのだ。
「じゃあ、バイバイみんな」
そういっていつも通り帰ろうとした。その時、
「ちょっ、待てよ。梨羽」
「いやキ○タクみたいに呼び止めんな」
「笑 たしかに」
こう言う会話が何気に好き
「んで、どげんしたと?」
「あ〜……その…送ってく」
「えっ……」
僕はその言葉に驚きがありつつも、嬉しさがあった。
「ほら、行くぞ。信号青。」
「あ…うん!」
僕の家まで話し相手をしながら歩いてくれた。
その時間が楽しかった。
周りの人たちは、「カップルだ」「梨羽絶対翔のこと好きじゃん」
とか言われているけど恋愛感情はなかった。
そこから毎日のように翔は僕を家まで送ってくれた。
僕の親友の大樹の友達だった。まだこの学校に転校してきて半年ほどの子…翔だった…。
中学1年生の時は大樹の友達だから話していた程度。
別のクラスであった翔はこれといって仲良いとまではいかなかった。
2年生になって同じクラスになった。そこから翔と僕、梨羽だった。
昔から僕っ子だった僕は周りから変な目で見られていたが翔は何も言わなかった。
3ヶ月ほど経つと大樹と翔と一緒に遊ぶことが増えた。
僕は翔を友達として好きになっていた。
「梨羽ー!一緒に帰ろー」
「ん〜いいよ〜!」
僕は友達と一緒に帰れることが何よりも嬉しかった。
でも、一緒に帰るのはほんの途中まで。僕は翔達とは逆方向なのだ。
「じゃあ、バイバイみんな」
そういっていつも通り帰ろうとした。その時、
「ちょっ、待てよ。梨羽」
「いやキ○タクみたいに呼び止めんな」
「笑 たしかに」
こう言う会話が何気に好き
「んで、どげんしたと?」
「あ〜……その…送ってく」
「えっ……」
僕はその言葉に驚きがありつつも、嬉しさがあった。
「ほら、行くぞ。信号青。」
「あ…うん!」
僕の家まで話し相手をしながら歩いてくれた。
その時間が楽しかった。
周りの人たちは、「カップルだ」「梨羽絶対翔のこと好きじゃん」
とか言われているけど恋愛感情はなかった。
そこから毎日のように翔は僕を家まで送ってくれた。
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