四神の国の白虎さま
白虎と側近



俺が玄武から頼まれたのは、紫陽の薬の調合を手伝うことだった。

何でも、怪異の弱体化という、怪異にしか効かない薬で、前世の紫陽が開発した薬らしい。

その後、紫陽と心晴と颯真を北の島で待機するように玄武は指示を出した。

その薬を持って、俺の術で起こした風に乗って俺と玄武は、朱雀と青龍と合流。薬を怪異に叩き込んだ後、玄武のサポートのもと怪異を無事に倒すことが出来た。

その後、紫陽と颯真からいろいろと四神について説明を受けた心晴を連れて、俺は2人の営む薬屋へ送り届けた。

心晴曰く、心晴も紫陽と同じく魔力持ちで薄らとだけど、小さい頃から怪異が見えていたらしい。近くに怪異が現れたことにより、はっきりと四神や怪異が見えるようになったそうだ。

それから、心晴は怪異などがはっきりと見えるようになったとはいえ、今でも前世の記憶は思い出してないみたいだ。

こっそりと紫陽に聞いたら、そう答えていた。そもそも、先代白虎と心晴は性格は違うみたい。

紫陽は、仮に前世の記憶を思い出したとしても、反応は薄そうだって苦笑していた。

その日から、1週間が経った。

俺は、あの双子のもとへと向かう。様子を見るために。
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