四神の国の白虎さま
小さな看板が掲げられた、古そうな家の前。引き戸を開けると、見覚えのある景色が広がる。
引き戸を閉めてから、俺は店内を見渡した。そこで、俺はある違和感を抱く。
並べられている商品の種類が、前よりも大分少ないような……数も少ない気がする。
「いらっしゃいませ……って、白虎様!?」
勘定台の近くで座って本を読んでいた心晴が、顔を上げると驚いた声を出した。
その声が聞こえたのか、奥からバタバタ、と足音が聞こえる。
「白虎様、お久しぶりです」
奥から顔を出したのは、紫陽。紫陽は、俺の姿を見るとにこりと笑った。
「……こんにちは。2人の様子を見に来たんだ。元気にしてる?」
「はい。ただ、心晴と話し合って……薬屋を閉めることにしたんです」
紫陽の口から出た言葉に、俺は「え?」と思わず口にした。
「……最近、この街に大きな薬屋が出来まして。それから、お客さんが来なくなったんです……なので、閉めることにしました。心晴も魔力持ちの人間。白虎様。僕と心晴を、神の従者にして頂けませんか?心晴には、すべて説明してあります。そして、僕も心晴もすべて承知の上です……お願いします」
引き戸を閉めてから、俺は店内を見渡した。そこで、俺はある違和感を抱く。
並べられている商品の種類が、前よりも大分少ないような……数も少ない気がする。
「いらっしゃいませ……って、白虎様!?」
勘定台の近くで座って本を読んでいた心晴が、顔を上げると驚いた声を出した。
その声が聞こえたのか、奥からバタバタ、と足音が聞こえる。
「白虎様、お久しぶりです」
奥から顔を出したのは、紫陽。紫陽は、俺の姿を見るとにこりと笑った。
「……こんにちは。2人の様子を見に来たんだ。元気にしてる?」
「はい。ただ、心晴と話し合って……薬屋を閉めることにしたんです」
紫陽の口から出た言葉に、俺は「え?」と思わず口にした。
「……最近、この街に大きな薬屋が出来まして。それから、お客さんが来なくなったんです……なので、閉めることにしました。心晴も魔力持ちの人間。白虎様。僕と心晴を、神の従者にして頂けませんか?心晴には、すべて説明してあります。そして、僕も心晴もすべて承知の上です……お願いします」