小さいころからずっと好き
チア部には入らないけれど、放課後は体育祭前日までずっと応援の練習をした。


練習していると休憩中に新が声をかけに来てくれたり、飲み物を渡してくれたりする。
そのせいなのか、私と新が付き合っているという噂がいつの間にか広まっていた。



*・*・*・*・*



体育祭当日の朝、最後の練習をするために教室にてチアの衣装に着替え、いつもよりも高い位置でポニーテールにする。


早い時間に来たというのもあり、教室には誰もいない。



「よし!」



気合を入れるために、声に出してみると教室のドアが開いた。
なつみかなと思い、振り返るとそこには新がいた。



「あれ、新?珍しいね」


「……みぃちゃん、これ忘れたでしょ」



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