その声を聞かせて
「今後も出る気はないよ」

そう言ってまた濃厚なキスで口を塞がれた。

「こういうのは、恋人とだけ共有したい」

背中に回された手がホックを外して一気に締め付けがなくなった胸に凌はそっと優しく触れる。

大きく揉みしだかれ、胸の膨らみの頂点の蕾をキュッとつままれれば、つい身体が反応して背中がしなる。

「あっ…」

今度はそれを口に含み、熱い舌が蕾をとらえた。

「んっ…」

器用に転がされ頭の中の余計な考えなんて飛んで行ってしまいそうになる。

鎖骨や胸の周りにも細かなキスが降ってきてとことん甘やかされてる気になってくる。

そっと下の服も取り払われた。

そして凌は私の身体を見下ろしある場所で視線が止まる。

「お前…」

その視線は私の左側の下腹部あたりをとらえていた。

普段は服で隠れている場所。

「ふふ。私もあるの」

そう、私にもタトゥーが入ってる。
下腹部から太ももの付け根にかけて。
< 118 / 280 >

この作品をシェア

pagetop