その声を聞かせて
「ちょっと昨日張り切っちゃったもんな」

そう言ってフッと笑う。

「張り切ったどころでなかったよ」

「いや俺も驚いてる」

「ふふ」

「今日泊まる?」

「寝るよ」

「うん。一緒寝たい」

「んじゃ泊まる」

明日休みだし。

店を出てまた二人で寄り添って歩いて車まで戻る。

街行く人が凌を見ては驚いてる。
マスクを外した凌は無双状態だ。

その横の私はハイトーンの髪色で、まだ自分でも見慣れていないのに凌の隣で余計に目立つ気がしてならない。

そんな事を思いながら車に乗って、途中ドラッグストアで凌の家用のスキンケアなどを購入して凌のマンションへと向かった。

「ここ使って」

洗面台の一角を私に貸してくれるらしい。

歯ブラシも凌が使ってる物の隣に並べる。

満足そうにしていれば、頭上からキスが降ってきた。

一人で入ると言ったお風呂は呆気なく断られ、一緒に入る。

凌を背もたれに、浴槽でゆったりと脚を伸ばす私。

「最高ー」

何かしてくるのかと思ったけど意外にも何もして来ない。

でも私のお尻あたりには硬い物が当たっている。
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