その声を聞かせて
「チッ」

凌は舌打ちをかまして、サングラスを掛ける。

黒のタンクトップに黒のショートパンツを履いて運転する姿はなかなか見ものだ。

そして隣のブルさんも、白のタンクトップにショートパンツ。
ロン毛の髪を結ってサングラスを頭の上に乗せている。

二人して最高にチャラそう。

一度私のマンションに寄ってもらい、ビキニを中に着て白の緩めのTシャツをまくってお腹を出して、薄めの色のハイウエストのデニムショートパンツを履いて二人が待つ車に戻った。

髪は上の高い位置にポニーテールにしてある。

「お待たせっ!」

「はやっ」

ブルさんがすかさず反応して、吸っていたタバコを消した。

「だから言ったろ。すぐ来るぞって」

凌は私の支度が早い事を予測していたらしい。

「お気になさらずー」

私は後ろに乗って二人の会話を聞きながら途中だったメイクをしていく。
< 150 / 280 >

この作品をシェア

pagetop