その声を聞かせて
その間もチラチラとミラー越しに凌と目が合ってはひっそりと微笑み合った。
しばらく車を走らせ海が見えてきた頃、信号待ちで見覚えのある車と並ぶ。
この馬鹿みたいにカスタムしておもちゃ並みにリフトアップした車体に馬鹿でかいタイヤをはいた黄緑のクロカン…
絶対亜門だ。
タイから帰ってきたんだ。
そして覗けばやっぱり。
「げ! 波瑠と亜門だ!」
私は叫ぶ。
「あ、まじ? 俺の事話した?」
凌はミラー越しに話しかけてくる。
「いや、まだ」
「んじゃ俺が話す」
「え!? 今!?」
ブルさんは横で笑ってる。
そして凌が右側の前後の窓をウィーンと開ける。
すると波瑠と亜門はこちらをチラッと見て、二人同時に見事な二度見を披露する。
「やっほー」
ブルさんが手を振る。
「ブルさん!? え!? 由麻!? あれ!? ええ!?」
「何で!? 由麻ちゃん!」
亜門は私を由麻ちゃんと呼ぶ。
ブルさんと私と凌をそれぞれ見て二人はサングラスを外して驚いている。
しばらく車を走らせ海が見えてきた頃、信号待ちで見覚えのある車と並ぶ。
この馬鹿みたいにカスタムしておもちゃ並みにリフトアップした車体に馬鹿でかいタイヤをはいた黄緑のクロカン…
絶対亜門だ。
タイから帰ってきたんだ。
そして覗けばやっぱり。
「げ! 波瑠と亜門だ!」
私は叫ぶ。
「あ、まじ? 俺の事話した?」
凌はミラー越しに話しかけてくる。
「いや、まだ」
「んじゃ俺が話す」
「え!? 今!?」
ブルさんは横で笑ってる。
そして凌が右側の前後の窓をウィーンと開ける。
すると波瑠と亜門はこちらをチラッと見て、二人同時に見事な二度見を披露する。
「やっほー」
ブルさんが手を振る。
「ブルさん!? え!? 由麻!? あれ!? ええ!?」
「何で!? 由麻ちゃん!」
亜門は私を由麻ちゃんと呼ぶ。
ブルさんと私と凌をそれぞれ見て二人はサングラスを外して驚いている。