その声を聞かせて
「ども」

凌がついに声を上げた。

話せないと思っていた波瑠は目を大きく開ける。

「喋れるんすか!?」

「黙ってて悪い。由麻と付き合う事になったからよろしく」

「「ええーーー!?」」

二人は大絶叫。

そして信号が変わり後ろの車にクラクションを鳴らされてしまう。

「俺は凌の親友ー。そゆことだからー」

ブルさんがまた手を振る。

凌も会釈をして車を発進させる。

「「ええーーー!?」」

二人はまだ叫んでいる。

そしてタイミングを見計らい何故か波瑠と亜門は私たちの車の後ろに車線変更して付いてくる。

「あれ追いかけてきてる?」

凌がミラーを見ながら話す。

「ククククッ、面白兄弟だよなあの二人」

ブルさんもそれを見て笑いながら答える。

「さーせん」

あれ絶対海。

んで絶対どこまでも着いて来るつもりだ。
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