その声を聞かせて
「今抱いたら朝まで離してやれない」

ドクンドクンと鼓動が速くなる。

ちょっとこんな凌は見た事なかったかも。

「…いいよ」

「あんなに食べたがってたじゃん。明日にはニューヨーク行かなきゃいけないから今日を逃したら…」

私は凌の口をキスで塞いだ。

「いいって言ってるでしょ」

目を大きくして私を見るその瞳が、ギラっと光った。

そして次の瞬間には噛み付くようなキスが振り落とされる。

「んんっ…息がっ…」

一度唇を離すもすぐに追いかけてきて捕まってしまう。

「はぁっ…」

「もう無理。お前が悪い」

そう言って私を持ち上げるとベッドに連れて行かれる。

その間もキスは止まる事なく続いて息が思う様に出来ない。

キスだけで頭がクラクラする。

昂ってるのは私も同じ。

凌が欲しくてたまらないの。
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