その声を聞かせて
「今それ反則。可愛すぎて、理性もたなくなる」

「だって本当だもん。それに私の事可愛いって言うの凌だけだよ」

「こんな可愛い女、どこ探してもいないだろ」

「それフィルターかかってるって絶対」

「このツンデレが最高」

そう言って凌はカプっと耳をかじる。

「ちょ…」

すると私を優しく見つめる。

「愛してる」

そして私の頬に手を添えてキスをした。

解けない魔法みたいに。

ワゴンの中で凌は着替えを済ませて、一度ホテルへ戻りシャワーを浴びる。

私はその間、ネットを検索。

さっそくニューヨークのライブがニュースになってる。

"謎のアーティストNRは実在した"

凄いタイトル付けられてるやん。

"素顔は隠されていたものの、遂にファンの前に姿を現した。その魅惑的な容姿に騒然"

"NR、ニューヨークをジャック! 歌唱力の高さを見せつける"
< 215 / 280 >

この作品をシェア

pagetop