その声を聞かせて
「ああ。嫌だね。別に見た目で有名なりたいわけじゃないからな。顔出さないと実力でしか見られないからやり甲斐あるよ」

「かっけー」

「プライベートも気楽に過ごせるし」

確かに。
顔出ししてたらちょっと出かけるだけでも大変そうだ。

「医者はまじで興味なかった。たぶん勉強は出来たから学力は問題ないけど、いかんせんやる気ゼロだったからな。そんなんが医者とかダメだろ」

「ははは!」

「俺だったら絶対そんな医者に診てもらいたくねぇ」

「でも手当て上手だよね」

「あれくらい誰でも出来るだろ。ごちそうさま。美味かった。お前何気に料理上手いよな」

「家に女私だけだったしね」

「そっか。明日は俺作る。煮込み食いてぇ」

「牛すじ煮込み?」

「もつ煮込み」

「最高。今から買い物いく?」

「そだな。んじゃスーパー行こ」
< 233 / 280 >

この作品をシェア

pagetop