その声を聞かせて
「今のうちに! 早く!」

私は怯えて動けなくなってる女性の手を取り走る。

そして駐車場まで逆戻りして自分の車に乗せた。

「だ、大丈夫ですか? 何があったんです!?」

「いや、私も何のことだかさっぱり…。別な女性の名前を呼ばれたからもしかして人違いとかかも…」

なんっじゃそりゃ!
間違えんなよ!

「と、とりあえず逃げちゃいましたけど…」

「ありがとうございました」

にしてもすんごい美人だこの人。
モデルさんかな?

スタイル抜群でなんか凄く上品な雰囲気。
歳は私くらい?
いや大人っぽいから上かな?

「いえ、無事で良かったです」

「お強いんですね。凄い。カッコ良かったです。生でああいうの見るの初めてで驚いちゃいました」

「いや…あははは…」

つい身体が動いてしまった。
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