その声を聞かせて
「いや…あの時は話せないって思ってたし…、あんなの見つけちゃったら…ねぇ?」

「本当にお前は…」

凌は困ったように眉を下げた。

ごめんて。
私はそんな気持ちを伝えるようにチュッとキスをした。

その後凌が作ってくれた熱々の持つ煮込みを食べる。
暑い時に熱い物。

「うまっ」

「たまに食べたくなる」

「わかるー」

平和だ。
この家は平和だ。

凌となら本当にずっと一緒にいたいって心からそう思う。

結婚…したいなって。

食べ終えた食器を洗う凌の後ろに周ってぎゅっと抱きつく。

本当に子供みたいに甘えてしまう私。

そんな私を離そうともせずフッと笑って洗い物を続ける凌。

凌は結構家事をする。
てっきり家政婦とかいるのかと思ったけど、ハウスキーパーが掃除を定期的に来るくらいであとは自分でするスタイルだ。

「凌くーん」

「ん」

「幸せ過ぎて怖い」

「ククっ、なんだよそれ」
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