その声を聞かせて
そんな事を思いながらスーッと夢の中へ旅立った。

窓から差し込む朝日に照らされ目が覚める。

クワッとあくびをひとつ。

私は変わらず凌に後ろからロックされている。

まだ5時だ。

もう少し寝よう。

そして繋がれた凌の左手を見るとお揃いのペアリングが変わらず光っている。

これもいくらしたんだか。

絶対高かったはず。

普段あまりお金は使わないけど、使う時どかーんと使うのが凌だ。

スーパーでも全然値下げされたのを買うし、服だってしょっちゅう買い替えてるわけでもない。

まぁ持ってる物は確かに一流ブランドの物ではあるけど。

ぽわぽわした頭でそんな事を思いながらまた目を閉じようとした時、自分の指に目が止まった。

そして大きく目を開けた。

え!?
ええ!?

「えええーーー!?」

つい大声で叫ぶ私。
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