その声を聞かせて
「ん…るっさ…」

凌が眉間にシワを寄せる。

「凌! え!? へ!? 何!? どういう事!?」

だって私の指輪がいつの間にかペアリングのシンプルな物ではなくて、一粒のダイヤがついた凄いのになってたから。

「ゆっ、ゆっ、指輪っ…」

凌が目を閉じたままクスッと笑う。
そしてゆっくり目を開けて私を優しく抱きしめ直す。

「由麻。結婚しよう」

笑みを浮かべ私を見つめる顔は朝日に照らされとても艶やかで、これまで見た凌の中で一番眩しかった。

ブワッと目に涙が浮かぶ。

だって…こんなっ…

まさにずっと一緒にいたいって…

結婚したいって思ってたから…

「由麻」

優しい声で私の名前を呼ぶ。

「凌っ…嬉しいっ。凌のお嫁さんになりたいっ…」

私はギューっと抱きついた。

「ん。俺のお嫁さんになって」

まだ同棲して間もないのに…

なんなら出会ってから間もない。

でも嬉しいっ…
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