その声を聞かせて
その後、着替えた凌も加わる。

「髙橋が、由麻を預かったってだけ言って電話切りやがった」

「あはは!」

髙橋さん面白すぎる。

「そう言えば凌坊ちゃまは最速で向かわれるでしょう?」

「はぁ」

図星だったようだ。

凌の足をちょんちょんと突つけば、私を見る。

「ありがとね。急いで来てくれて」

ヒソッと耳打ちする。

「ん」

凌は短く返事をし、フッと笑う。

「「いやーーーーーー!!凌が甘い顔してるーーーー!!」」

すかさず渚さんとお母さまが騒ぎ出す。

「うるせぇ。ごめんな、由麻。これ、俺の家族」

「ふふふ、最高」

凌はクスッと笑い、表情を引き締めみんなを見た。
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