その声を聞かせて
彼も私の足を見てありゃりゃって空気を出す。

すると彼は立ち上がって急に自分の服を脱ぎ出しボクサーパンツ一丁になった。

「ちょっと!」

そして何も言わないまま私を玄関に置いて奥へ行ってしまった。

何あの身体。
バッキバキじゃんか。

本当に勘弁してよ。

とりあえず変に意識をしないように玄関をグルっと見回す。

何この家。

ラグジュアリー過ぎるでしょ。

シューズクロークもあるし、床はペッカペカの大理石。

ホワイトを基調としたスッキリした清潔感のあるデザインだ。

なんか小洒落たアートが飾られている。

照明とかもいちいちオシャレだ。

すると彼がTシャツと三本ラインの入ったジャージを履いて戻ってきた。

そしてドクンと胸が大きく鳴った。

マスク…ない…

その顔は、これまで見たどんな男性よりも美しかった。

私は慌てて目をそらす。

ちょっと!
想像の上いかないでよ!
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