その声を聞かせて

すると私の前まで来るとタオルと着替えをズイッと渡される。

「え? ここで着替える感じ?」

ついまた見上げてしまう。

むむ。

やはりイケメンという枠を遥かに超えている。

コクっと頷く彼。

でもその目はどこか冷たい。

「下着も?」

ノーパンノーブラになれと?

また頷く彼。

なれという事らしい。
仕方ないか。

「へい」

私が服を受け取ると彼はまた奥の部屋へと行ってしまった。

そして彼に渡されたTシャツに袖を通す。

いやいやデカすぎな。

それから…

これはトレパンですね。

どうにかこうにかそれを履く。
ウエストの紐でギューっと絞るもデカい。

コンコンと奥から音が聞こえる。

「あ、終わりましたぁ…」

渡されたタオルで濡れた服を包んで手に持っていればスッと取られてどこかに持って行かれた。
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