その声を聞かせて
「え!? ちょっと!」
下着もあるんですけど!?
そして彼がまた戻ってきて、私をヒョイっと肩に担ぐ。
「ヒャッ!」
咄嗟に暴れる私をギュッと押さえて、身動きが取れなくなり、大人しく彼に担がれリビングへと連れて行かれる。
すると海外の家でしか見た事ないような大きなソファに静かに下された。
救急箱を持ってきた彼は、床に座ってまず私の膝の擦り傷の消毒をする。
なんか慣れてる。
大きな絆創膏を貼られ上からネットまで付けてくれた。
終わると傷の上からパーンと叩かれた。
「いった!」
なんて事すんのさ!
この人絶対ドS!
すると叫ぶ私をチラッと見て彼は片方の口角だけを上げてフッと笑う。