水田歩作品ガイドブック

一夜限りの恋人は敵対企業のCEO⁈【後日談有】

多賀見 玲奈(26)
多賀見製薬、企画営業部勤務
名前の通り、多賀見製薬会社の令嬢。
当主一族は薬学か経営学を納めるのが通常だったが、幼いときより音楽家を志す。
音楽大学で才能のなさを実感し、親に頭を下げて入社する。
……コネは使ってない。
ドラッグストアで働き、チェーン内一位の売り上げをひっさげて、である。
経験を活かして、現場と会社のパイプ役となり、社内コンペで優勝。のち、女性の憧れるエステサロンとなる漢方エステサロンを立ち上げる。


ウィリアム・ナサニエル・クロフォード(29)
クロフォード製剤インターナショナルのCEO
184cm.79kg
金髪碧眼
愛称ネイト
ジュリアー●音学院在学中に、かねてより体をこわしていた父親がクモ膜下出血で引退。
また、姉もアフリカで国境な●医師団に随行中、難病に倒れる。
子供の頃より姉と共に経営や帝王学の英才教育を受けてきた。家族の中ではなんとなく姉が経営の道、弟は音楽の道へと決まっていたが。退学し、クロフォード製剤を継ぐことを決意します。
……頑張っても、不世出の音楽家の母には叶わないとわかっている気持ちが、ネイトにもあり。

姉の意思を継ぎ、●境なき医師団を援助しているため、テロ集団から狙われることに。

身裡には甘々だが、敵には苛烈。対外的には(玲奈曰く)ビジネススマイル。

多賀見穣(30)
多賀見製薬アメリカ支社長。
玲奈の兄で、ネイトの姉の恋人。

多賀見家
玲奈と一夜を過ごしたネイトが社長室に乗り込んできて、MAをするか娘を寄越せ、とキレたあたりから、『痴話喧嘩……』と生暖かく二人を見守っている。

穏岐ひかる(旧姓三ツ森)
玲奈の父方の従姉。姉兼親友のような間柄。

穏岐護孝
ひかるの夫で、ネイトが所有することになったホテル彩皇の面倒を見る。

——
元々、前作の
「CEOは溺愛妻を杜に隠してる」
でひかるが言ってる、
『玲奈の恋人』とは誰だろう。
と考え出したのが、本作を書くきっかけとなりました。

隠岐の秘書の、深沢ではありません。
ひかるが、『玲奈ちゃんには彼氏がいるのに』
とつぶやいてたので、別人なんだな、と思っていました。

どんな人?と考えたとき金髪碧眼であることは早々に決まりました。

当初のタイトルは
「一夜限りの恋人は金髪碧眼の公爵閣下」でした。
(注。現代物です)

ドイツ語を喋りまくっていることからお察しいただけると思うのですが、元々のネイトはドイツ人で『ジークフリート』という名前でした。
そして公爵❣️😆


『ドイツやイタリア、ヨーロッパの公国はどうだろう?』

海外のロマンス小説に、ちょいちょい大公殿下や
公爵閣下が出てきますので、探してみました。
……出てきません😱


調べるほどに、ネイトはアメリカ人かイギリス人かな?
と考えはじめ。

『じゃ、じゃあイギリスは?』

……ヒットするにはしたのですが、
ピンポイント過ぎまして。

ちなみに私の中でカッコいい名前【外国人名男性部門】ランキング第一位です。



< 4 / 9 >

この作品をシェア

pagetop