サルビアの育てかた
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レイは最初、緊張していたような面持ちをしていた。だけどシスターに対面すると、今までに見たこともないような安らいだ表情を浮かべたんだ。赤子の頃の記憶が蘇っていたのかは定かではないが、レイがとても嬉んでいたのは確かだ。
シスターもたくさん涙を流していた。悲しみでなく、喜びと嬉しさと明るい意味が込められた大きな滴。
二人を会わせて本当に良かったと思う。
レイは今まで辛い想いばかりして来たが、今日の「幸せです」という言葉を聞いて俺は心底安心した。
俺は、レイを愛している。家族としても、一人の女性としても。
だからこれからもずっとずっと彼女のそばにいて、レイを守り続けたい。