サルビアの育てかた
「まさかね、今年も『シャルル』のケーキが食べられるとは思ってなかったよ」
「驚いたか? 一ヶ月くらい前から用意してたんだぞ」
事前に予約した際、スタッフに頼んで最後のデザートに『シャルル』のショートケーキをレイの為に用意してもらったんだ。
喜ぶレイの反応を見て、俺は頑張った甲斐があったと心の中で密かにガッツポーズをする。
正直、自分でも驚いている。俺が誰かの為にこんなに手を込んだことが出来るなんて、自分でも知らなかったから。
「本当に嬉しかったよ。それに、ちょっと照れちゃうよね」
「もっと照れてもいいんだぞ?」
わざと甘い声を俺が出すと、レイは急に俯き加減になった。
「……私、ずっとドキドキしてる」
「え?」
「ヒルスと一緒にいるといつも胸がキュッてなるの。そのうち落ち着くのかな、なんて思っていてもね、全然止まらないの。むしろ、どんどんヒルスを想う気持ちが大きくなっていくんだよ。不思議だね」
俺は、レイにそう言われた瞬間に胸の奥が燃え上がるように熱くなってしまう。
「驚いたか? 一ヶ月くらい前から用意してたんだぞ」
事前に予約した際、スタッフに頼んで最後のデザートに『シャルル』のショートケーキをレイの為に用意してもらったんだ。
喜ぶレイの反応を見て、俺は頑張った甲斐があったと心の中で密かにガッツポーズをする。
正直、自分でも驚いている。俺が誰かの為にこんなに手を込んだことが出来るなんて、自分でも知らなかったから。
「本当に嬉しかったよ。それに、ちょっと照れちゃうよね」
「もっと照れてもいいんだぞ?」
わざと甘い声を俺が出すと、レイは急に俯き加減になった。
「……私、ずっとドキドキしてる」
「え?」
「ヒルスと一緒にいるといつも胸がキュッてなるの。そのうち落ち着くのかな、なんて思っていてもね、全然止まらないの。むしろ、どんどんヒルスを想う気持ちが大きくなっていくんだよ。不思議だね」
俺は、レイにそう言われた瞬間に胸の奥が燃え上がるように熱くなってしまう。