サルビアの育てかた


 彼女と肌を重ね合わせると、あの悪魔の姿を頭の中から次第に消し去ることが出来る。

 俺だけが知る彼女の表情、体温や息づかい、肌の感触、そして体の奥底に潜む絶頂の場所。何があっても、それら全てが俺の気持ちを高揚させ、そして何事も忘れさせてくれる。

 俺は必ず彼女を守る。どんな方法でもいい。
 レイは俺の家族であり、大切な人であり、愛する唯一の女性だから。
 これ以上悪魔が彼女を傷つけるような真似をしてきたら、きっと俺は怒り狂ってしまう。
< 668 / 847 >

この作品をシェア

pagetop